居酒屋専門・客単価UPコンサルタント/税理士 林 良江です。
アフターコロナは、今まで以上に厳しい競争が始まるでしょう。
なぜなら
以前は、飲食店経営を勘違いしていらっしゃる方が、一定数いらっしゃいました。
この方たちは、今般のコロナショックに乗じて飲食店経営から手を引いています。
つまり、今後は本物の飲食店同士のつばぜり合いが始まります。
その厳しい競争を勝ち抜くポイントを、先日購入した酢橘(すだち)から学びましたので、シェアします(笑)
今回すだちの購入は、通販サイトを利用しました。
そもそも、なぜ今、すだちなのかというと、テレビで、すだちの皮に内臓脂肪を落とす効果があると紹介していたからです。
内蔵脂肪が気になっている人(私を含めて)には、朗報です!
で、通販サイトを開いてみると、予想通り、ずらっっっとすだちが並んでいます。
今回初めて知ったのですが、同じすだち1㎏でも、1,500円位から4千円超までと金額に幅があるんですね。
でも、その違いが、判らない(´;ω;`)ウゥゥ
何を基準に決めたらいいか迷っていた私の目に、「皮まで使えるすだち」というキャッチフレーズ(?)が飛び込んできました。
即買いです。
もしかしたら、「温室育ち」等と表記してあるものの中にも、安全に皮まで食べられるものが有ったかもしれません。
でもって、もしかしたらすだちを育てている人の間では
「温室育ち」=皮まで食べられる
は、常識なのかも知れません。
(あくまでも林の憶測です)
しかしそこは、常識を知らない人間にも判るように、チャンと言葉にしなくては、買い手には届きません。
買い手に届かないということは、購入に至らないということです。
実は、「皮まで使える」すだちは1㎏4千円弱と、高価格帯です。
でも、私は躊躇なく買いました。
だって、私はすだちが欲しいのてはなく、すだちの皮を食べて、内臓脂肪を減らしたいと思っているからです。
もし、「皮まで使える」の一言がなければ、私は、代金の安いモノを選んでいたでしょう。
これは、飲食店においても、同様です。
あなたが、価格競争に巻き込まれたくないなら、「温室育ち」と事実を伝えるんじゃなくって
皮まで使えて、内臓脂肪を落とします!と、得られる効果まで伝えてください。
事実だけを伝えると、消費者は「で?」と突っ込みたくなります。
効果まで伝えないと、頭の中が「で?」でいっぱいになって
モヤッとしたままになってしまいます。
つまり、事実ではなく、お客様にとっての効果を伝えることが大事です。
さて、あなたのお店の『すだちの皮』は、何ですか?
あなたのお店のことはあなたが一番よく知っています。
だから、あなたがお知らせしないと誰にも伝わりません。
伝え方が判らなかったらこのメルマガ読んで勉強してみませんか?
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