居酒屋専門・客単価UPコンサルタント/税理士 林 良江です。
私は、税理士業務とは別に、飲食店向けの客単価UPで売上を上げるコンサルティングを提供しています。
この、コンサルティングでは
- 弊社であなたの飲食店の経営数値を分析して、お店の強みをあぶり出す
- 強み商品の原価コントロールをして、確実に稼げる商品に作り上げる
- 稼げる商品が売れるように、心理学の要素も組み入れたメニュー表で売上を伸ばしていく
- 経費項目の見直し
等の作業を通じて
- 10年後も飲食店を続けられる強固な経営基盤を作り上げる
- 経営基盤の作り上げを通じて、その後の経営判断に自信を持てるようになる
事を目指しています。
売上を増やすことは、飲食店を経営していくうえでは、必須項目です。
でも、売上を増やすだけでは、お店を続けていくことができません。
どういったことに留意しながら利益を出し続け、税金を払いながら、お店を続けられるのかを理解し、身に着けてもらうことを、ゴールとしています。
今月(2021年7月)に、6ヶ月のコンサルティングを卒業されたYさんがこんな言葉を残してくれました。
Yさん 40代 愛知県 居酒屋経営
私のお店は、自他ともに認める『ドンブリ経営』でした。
幸いなことに、常連客に恵まれ、お店はいつも賑わっていました。
しかし、コロナで様子は急変。
そもそも、人出がない街でお店を開けても、来店客はなく、いつ終わるかもしれない不安に押しつぶされそうになりながら、これからのことを真剣に考えるようになりました。
まず、最初の分岐点が、このままお店を続けていくかどうか?
続けていくのなら、固定費支払いのための融資を受けなければいけません。
悩みました。
閉めちゃった方が、傷口が小さく済むんじゃないか。とも考えました。
しかし、その時頭に浮かんでのは、いつもお店に来てくれていた常連客の顔でした。
「彼らの行き場所をなくしちゃいけない。」そんな思いから
ここは借金をしてでも、お店を維持していこうと決めました。
なかなか終息しないコロナ禍で
- 常連客達は帰ってきてくれるのか?
- 借金は返済していけるのか??
不安しかなかった、2020年11月、偶然、林さんと知り合い
ポロっと吐いた弱音に林さんが突っ込みを入れました。
「コロナで増えた借金をちゃんと返したかったら、ドンブリ経営から脱出しないと難しいですよ!」
ハッとしました。
今まで何とかなっていたので、これからも何とかなる。
根拠のない自信みたいなものは、虚像だったのです。
昨日同様の売上が、今日もあると思っていたコロナ前
ある日突然、その売上は止まりました。
そもそも、借りる予定のなかった借金が
無計画に返せる訳がないのです。
「ヤバイ!」
始めて自分の置かれている立場の危うさを感じ
林さんの教えを乞うことにしました。
それからというものは
やったことがない作業の連続で、コロナとは違う意味での不安になりました。
「でも、やるしかない!」
自分に言い聞かせ、林さんから出される課題を黙々と消化していきました。
そうこうしているうちに
月末の支払いに向けて
- どのタイミングで
- 何をすればいいのか
が判ってきました。
一つ理解ができると、あとは応用です。
成功事例を踏まえ、アレンジを加えながらいろいろと試してみました。
勿論、成功ばかりではありませんが
「それは、上手くいかなかったことを知ることができた、いい機会です。
データが一つ増えてよかったですね。」
と、林さんに励まされながら、6ヶ月が経過しました。
少々心もとない感じはしていますが
今までのドンブリ経営とは全く違う
根拠に裏付けされた、飲食店経営の面白さを見つけた気分です。
この先、まだまだ迷うこともあると思います。
そんな時は、相談させてもらいますので
林さん、これからもよろしくお願いします。
以上です。
Yさん、ありがとうございました。
Yさん同様に、ドンブリ経営から抜け出せずに
ズルズルとドンブリ経営を引きずっている飲食店経営者は大勢います。
周りを見回して、「あ、彼もドンブリだからいいや。」なんて思っていませんか?
実は、あなたが見た『彼』は、とっくの昔に現状のままの危機を察知し
陰でドンブリ経営脱出のための準備をしているかもしれません。
どんぶり経営が通用した時代は、すでに終わっています。
強固な経営基盤を作り上げて、再びコロナ級の災害が起こっても
したたかに生き残れる飲食店を目指しましょう。
何から手を付けていいのかわからなければ
取り合えず、コチラからお問い合わせください。
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